カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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ムラの歴史をたずねる

2008.05.17
5月 17日 (土) ムラの歴史をたずねて/さいたま教区部落問題委員会


 部落解放同盟群馬連合会委員長の金子さんを囲んで
      お話と交流会が行われました。
 
 群馬県にある比較的大きな被差別部落を訪問した。 
 地元の市会議員は
 差別事件(墓石の差別戒名)の取り組みの歴史を
 分かち合ってくれた。

 その後、フィールドワークとして、丸山霊園と竜光寺を
 たずねる。 

研修会の様子

差別戒名の墓

霊園の碑文の一部


被差別部落の人たちは、歴史の中で、戒名まで差別させられた。

 粘り強い闘いの結果、
「差別戒名」が刻まれた墓が集められ、供養されている。

差別戒名の墓
 竜光寺にある「三界萬霊塔」

 差別戒名は、男性なら「禅門」
    女性なら「禅門尼」など。

 部落の人たちが、
 死んだ後まで、差別されたということを、この歴史が
 物語っている。