カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

× 2008年  次の年→ 

広島より運ばれた「平和の火」

2008.08.09
8月3日〜8月7日・広島平和巡礼



広島・幟町平和記念聖堂

今回の目的は来年の下見と広島平和の火リレーでした。
この平和の火は、福岡県星野村出身の山本さんが父親代わりに育ててくれた叔父さんの行方を確認しようと革屋町に向かい何日か探していましたが、手がかりがなくなにか遺骨の代わりになるものはないかと、押しつぶされていた地下壕におり、そこで小さな炎を見つけました。
その火をカイロに取り、23年間、家族の中でその火を絶やさぬよう、守り続けました。
その後、1968年8月6日星野村役場前に「平和の塔」が建立されその火が受け継がれました。
今回、運んだ火は8月9日から行われる平和旬間で使われます。63年前、原爆によって犠牲になった人々の為にこの火を通してさいたま教区一人一人が平和の為に祈ってくれたら幸いです。(参加者記)