カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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ペトロ岐部と187殉教者列福式(長崎)

2008.11.24
2008.11.24 長崎ビッグNスタジアム




    スタジアム一階・2箇所のゲートに設置された受付
フィールドは、ABCDの四ブロックに分かれ
さいたま教区からは180名がAブロック席に。

     外側・仮設トイレ

     典礼の練習

    雨水をふき取る作業

長崎実行委員会の会場案内・整理部の方々は、開場の9時半に向かって、天候不順な中で準備。
  典礼部は、式典設営部・祭器部・聖歌部に分かれて。聖歌隊700名は、今日までの為に練習を重ねてきたとの事だ。 

  
 「証し灯」プロジェクトは、青年達が各教区で司教司式のミサに集った。
   「祈りの樹」プロジェクトは、殉教者ゆかりの地から土を持ち寄り列福式祭壇に収 め、その土を用いて列福式記念植樹を行うもの。

 「わっかもんウォーク」は列福式前日に雲仙を出発し会場まで徒歩巡礼した。

  先頭は、証し灯・土を持つ青年達。

Jose Saraiva Martins枢機卿(教皇代理)

 



 全教区から集まった司祭団約500名は、
 左右に分かれて設置されたモニターの
 前に分かれて参加。
 

列福式では、約400年前の殉教者の遺骨を顕示台におさめ、祭壇に安置した。
この遺骨は、17世紀にマカオへ追放された宣教師たちが日本から持ち出したもので、1995年に長崎に返還され、現在は日本26聖人記念館に保管されている17点の一つ。

この遺骨をおさめた顕示台は、純銀製で、イタリアで製作された。

最終的には、慣例により教皇に献呈されるため、列聖列福特別委員会がバチカンに届ける予定。


準備されたカリスは、200. 聖体拝領の奉仕に向かう桐生教会担当司祭ザビエル・イドヤガ師

    さいたま教区の参列者
    司祭の目印は、赤い傘
  

ペトロ岐部と187殉教者の肖像画

作者  三牧樺ず子(長崎・カトリック滑石教会所属)
サイズ  油原画50号(縦116.7cm× 横91cm)

肖像画の右下の男性はミカエル薬屋、枝を手にしているのがディエゴ結城了雪神父、聖書をもっているのがペトロ岐部神父、祈っている姿はジュリアン中浦神父、その左隣がトマス金鍔次兵衛神父、後列右は小笠原玄也と紫の着物を着たその妻みや、真ん中にはその子どもが描かれている。

主司式の白柳誠一枢機卿

ヴェトナム・インド・韓国・台湾e.t.c.からの参列者


24日の長崎新聞の号外を読む矢吹助祭