カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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齋藤紳二助祭葬儀ミサ

2015.3.18
3月18日(水) 齋藤紳二助祭 葬儀ミサ

午前11:00 故齋藤紳二助祭葬儀ミサが、さいたま教区管理者代理猪俣一省神父によって執りおこなわれました。

教区管理者代理の猪俣一省神父の話。
「齋藤助祭は、助祭に叙階(2003.3.21)されて約12年間、さいたま教区の中で奉仕してくださいました。神様の働きの不思議さを感じています。助祭になる前は出版社で働いてこられご家族もあります。しかし、神様の選び方はキリストの弟子と同じように独特です。・・・助祭叙階後は、小さくされた人々、多国籍教会の人々、牛久にある収容所に収容されている兄弟姉妹のために司牧訪問する任命を受け働いてくださいました。・・・・最後は、痛みと闘いながらラストスパートを駆け抜けられていかれました。・・」

助祭団を代表して矢吹貞人助祭の話。
「さいたま教区には助祭が五名いますが、助祭達の集まりの中で齋藤紳二助祭は『今まで10年近く北浦和教会でカリタスコンサートの計画にかかわってきました。その関わりの中で私は、特に小さくされた人々と実際に関わることによってどれだけ大きな喜びを知ることができたかわかりません。心から神様に感謝しています』分かち合ってくださいました。また、『仮放免の方には、優しい父親のように話しかけ、人権を踏みにじられている人々の声を、教区・宗派を問わず社会に伝える使命を感じている』と力をこめて話されたのを思い出します。

また司牧センター長の任務を五年間にわたり携わり、教区の現場で働く司牧者たちの良き相談役として、活動を助けてくれました。
{小さな人々にしたことは、すなわち私にしたことである}(マタイ25章)との、この言葉通り働かれた紳二さんのように、私たちもそのように働くことができるように約束したいと思います。』