カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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ヨセフ中村尚武神父通夜

2019.6.3
ヨセフ中村尚武神父様通夜・葬儀ミサ

5月27日(火)、埼玉県立がんセンターで療養していた中村神父様が帰天された。
6月3日通夜、4日葬儀ミサが行われました。

通夜では、山野内司教の説教に続き、司教総代理・鈴木神父と東京教区司祭・西川哲彌神父から思い出が語られた。

神学生の頃、スキーに行き猛特訓をして1年後には誰よりも上手になっていた事や、寝袋をほどいてスキーウェアに仕立て直したという器用な一面などを話された。

中村神父様が神学校時代は、丁度学生運動真っただ中の時代だった。
中村神父様は学生会の副会長をしていたこともあり、その頃モデラトールと言えば修道会司祭が務めていたが、教区司祭のモデラトールを要望し、神学生の希望がかなったこともあった。

さいたま教区でも神学生養成担当を長く勤めてこられたが、いつも神学生を擁護し、神学生一人ひとりの良い面を見つけるようにしていた。

親族を代表して、甥の中村宙正氏が挨拶をした。
以前、飯能教会へ訪ねたところ、フィリピン人信徒が多いとのことで、タガログ語を勉強し、タガログ語でミサをしており驚いた事などのエピソードを話された。

中村神父様は、一つのことに取り組むと何ごとにもとことん追求される人だった。