活動報告ACTIVITIS
カリタスさいたまボランティアツアー能登編
カリタスさいたまの主催による青年ボランティアツアー能登編が、8月18日より22日まで行われ、高校生、大学生の5名が参加しました。
現地では、カリタスのとサポートセンター長の片岡神父様(名古屋教区)に、輪島を中心に、被災地でどのような被害があったか、またその後の復興や昨年の豪雨水害など、現状を案内していただきました。
翌日からのボランティア活動では、輪島の重蔵神社の境内整備(お祭りのため)、支援物資の仕分け、居ばしょ食堂で子どもたちの見守り兼遊び相手、民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」の活動に参加し、震災に伴う引っ越しのための家屋清掃などを行いました。
また重蔵神社では、地震で倒壊した社務所などを見せていただき、地震発生時のこと、報道などでは知ることのできないお話を聞き、貴重な経験となりました。
行き帰りとも夜行バスで、少しハードなスケジュールでしたが、現地ではよく食べ、よく寝て、元気にボランティア活動をし、若さ溢れる日々となりました。
参加者の感想
「今回のボランティアツアーに参加し、たくさんの経験をして、能登の震災の被害を見てボランティアを通して自然の美しさと恐ろしさを肌で感じることができました。 さいたま教区の友達も増えて、神様のお恵みをたくさん感じることができました。
今後も自分にできることを見つけ、協働していきたいと思います。」(高校3年生)
「ボランティアに初めて参加しました。最初はともても不安でしたが、出会った方々全員とても優しい人で安心できました。
能登半島では、災害で崩れた家屋、神社やお寺の建造物がまだいくつか片付けられていない状態のまま放置されていて、本当に能登半島で災害がおきたころ、そして災害の怖さを改めて知ることができました。 私も崩れた家屋ではないものの、長い期間使われていなかった家の清掃をしました。大変で4分の1ぐらいの量しか清掃できませんでしたが、家主さんはとても感謝してくださいました。自分自身が少しでも力になれたと思う、そんな日でした。 また機会があれば参加したいです。」(高校2年生)




