カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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「フィールドワーク」と「分かち合い」

10.22〜23
教区部落差別人権委員会・桐生教会




教区部落差別人権委員会が「部落差別問題」と「いじめの問題」について理解を深めるため、フィールドワークと「分かち合い」の集いを企画した。

ーーーーーーーーーーーーーーー第一日目ーーーーーーーーーーーーーー
桐生教会の信徒会館に事前学習として講師の松島一心さん(部落解放同盟群馬県連合会)を招いて、桐生市の差別行政の歴史と現在の取り組みを学んだ後、フィールドワークをおこなった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー 第2日目 −−−−−−−−−−−−−−−−−

この日のミサの中で、昨年10月 23日に自死した上村明子(12歳)さんの永遠の安息を祈った。


この日のミサの中で担当司祭のバルト神父は、福音のテーマ「あなたの神である主を愛しなさい。隣人を自分のように愛しなさい。」にふれ、差別されている人たちに神の憐れみのまなざしを注ぐこと。無関心でなく関心を持つこと。自分自身の中にある怖れや遠慮をとりのぞき、行動すること、愛は気持ちでなく決意であると話した。

そして、12歳で命を絶った明子さんが、神様の御手の中に中にあり、神と共に生きていると信じていると冥福を祈った。



ミサ後、テーマ「身近でいじめを体験したことはありますか?」と題して、信徒たちが分かち合いをすすめた。まず最初に、新年の司教メッセージにある「子供たちを守るために」を読んで確認し、言語別グループで分かち合いをした。信徒達40名が参加。