カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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平和旬間・群馬地区

2013.8.03
8月 3日(土) 草津「栗生楽泉園」



『主よ、私をあなたの平和の道具にしてください』をテーマに、群馬地区の信徒約150名が、草津にある国立ハンセン病療養所・栗生楽泉園に集った。埼玉北ブロック、茨城地区からも参加者があった。当園の開設は1932年11月6日。

  猪俣神父挨拶

  群馬信徒協議会会長・中島さん挨拶

一斑

二班
ニグループに分かれて、納骨堂と重監房跡地を見学

納骨堂
納骨堂には、骨壷の存在しない749柱を含めて未納骨数は808柱、依然その多くが引き取り手のないままで眠っている。沈黙のうちに一人ひとりが焼香し冥福を祈った。



説明をする聖公会・松浦司祭

火葬場跡地に建立する供養塔

  

火葬場横の地獄谷(下は谷底)
所内の火葬場は、今は残っていない。跡地に供養等が建てられているが、現在入所者は高齢化して訪れる方も少ない。
火葬場では、薪が不足し焼ききれなかった遺体の臓器は地獄谷へ捨てられたと云う。

重監房跡地で説明・根津助祭

午後は、米塚尚志さんの話と質疑応答、平和のためのミサ。
姜神父は、半日を振り返り「一人ずつが見たこと、聞いたこと、感じたことをこれからの『今』を生きていく子供たちのために伝えていくこと。そして、神と人とを愛し、一人ずつが神の平和の道具として使命を果していくことができるように」と、話した。