カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

活動報告ACTIVITIS

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第12回さいたま教区大会

2013.11.23
“時代と共に歩む教会”―新しいぶどう酒は新しい皮袋に―


11月23日(土)、『“時代と共に歩む教会”―新しいぶどう酒は新しい皮袋に―(マルコ2・22)』をテーマに、浦和明の星女子中学・高等学校で第12回さいたま教区大会は開催された。実行委員会(埼玉県西・南ブロック)は、今回の大会を教区優先課題へのそれぞれの取り組みを発表しあう場とし、準備を進めてきた。当日、会場には約700名が集った。ステージ発表、ポスター発表、アトラクションなどをとおして、参加者は互いの活動と歩みを知ることができた。

教区大会ミサの説教で、岡田大司教はあらためて教区管理者就任の挨拶をされ、22年前に自分が教区司教(当時浦和教区)として叙階された会場の浦和明の星のホールにいることを感慨深く語られた。次の司教が決まるまでの臨時の役職ではあるが、それまで共に頑張っていきたいこと、また教区の皆が新司教選任のために共に祈り、より一つとなっていくよう、大司教は呼びかけられた。

翌日の信仰年閉祭にあたり、大司教は現代社会の中の様々な現象と「信仰の危機」について触れ、社会の中の悪霊の働きにわたしたち信仰者は対抗しなければならないと話された。そのために必要なこととは、主イエスの生き方と主の信仰に倣うことであり、イエスの生き方の新しさ、聖霊から来る新しさをまず知ることが大切であると説明された。また、「社会問題への積極的な取り組み」と「多国籍教会を大切にする姿勢」をさいたま教区の特徴として評価し、こうした活動が霊的な力によって導かれていくためには、一人ひとりが普段からよく祈る必要があることを話された。

参列者は、国際ミサの中で様々な言語の共同祈願をとおして、教区大会を神に捧げ、信仰年の恵みを感謝した。

岡田大司教ミサ説教:
http://saitama-kyoku.net/our_diocese/apostolic/?mode=main&cno=11
教区大会写真集

















大会内容


第1部 開会式
第2部 ステージ発表と東日本大震災被災者のための祈り
  1)埼玉県西ブロック代表:埼玉県西ブロックのS.O.S.の活動紹介
  2)埼玉県南ブロック:子どもたちの信仰教育への取り組みの紹介
  3)若者代表:WYDリオデジャネイロ大会参加者報告
  4)東日本大震災被災者支援グループ代表:
    �@もみの木の活動報告(サポートセンター)
    �A亘理での活動報告(集会所での映画上映活動、海星女子学院の生徒たちによるボランティア)
    �B福島デスクの活動報告(福島の野菜販売による被災地支援)

 昼食をはさんで・・・

第3部 ポスター発表(多目的ホール)・アトラクション(噴水広場)
第4部 信仰年終了 国際ミサ