ロバの会JUSTICE & PEACE
高ぶることなく、ろばに乗って来る、雌ろばの子であるろばに乗って。」
(ゼカリヤ書9・9)
ロバの会(カトリックさいたま教区正義と平和協議会)とは WHO WE ARE
●ロバの会、発足までの歴史
第2バチカン公会議で公布した「現代世界憲章」のメッセージを具体化する形で、1967年教皇パウロ6世が教皇庁に「正義と平和委員会」を設立しました。教皇の要請を受けて、日本では1970年に日本カトリック正義と平和協議会が発足しました。浦和教区(現さいたま教区)内でも福音のメッセージを土台として、神のみ心にかなった世界を実現しようとの希望が寄せられ、貧困、抑圧、差別の中で人間としての当然の権利を奪われ、苦しみの叫びを上げている多くの兄弟姉妹と連帯したいとの声に触発されて、市民運動や教会活動を通して働いている方々が集まりと準備を重ね、1990年11月23日カトリック浦和教区正義と平和協議会が発足いたしました。
●名前の由来
イエスの時代、ロバは足が遅く、生活に身近な乗り物、荷物の運搬などに使われていましたので、ロバは平和のシンボル(ゼカリア書9章)ということで、通称を「ロバの会」と命名いたしました。
●ロバの会の構成
市民運動団体と並列に置かれるような会ではなく、ゆるやかなネットワークづくりとインフォメーションを通して、キリスト者として、互いに情報交換しながら学び合い、教会として多くの問題にどのような姿勢で臨むのかを共に考えていきます。正義と平和の活動の基本は「祈る」ことです。聖書に、また社会と歴史を通して絶えず語り続けておられる神の言葉(時のしるし)に耳を傾け、神に祈り続けています。
●最近の具体的な活動
平和旬間行事への協力、関東大震災時の朝鮮人等犠牲者追悼行事の主催、正義と平和スタディーツアーの実施、若者沖縄ツアーの実施、そのほかの集い、イベントへの参加協力、会報「ロバの耳」の発行など。
●協力金
ロバの耳発行代、活動費は、皆様からの協力金によってまかなっていますので、ご協力をお願いします。
郵便振替口座:00120ー3ー664363「カトリックさいたま教区 正義と平和協議会」